介護職と看護職の医療研修

吉兆苑では、施設内研修として

年間17種のプログラムを組んで研修を行っているところですが

今回の研修は、「介護職員にもできる医療行為」がテーマです。

主に危険予測と情報収集・報告を主題に、看護長をオブザーバーに迎え
講義と演習を行いました。
健康な肺の音(肺音)とはどんな音なのか?異常(肺炎やCOPDなど)の際の肺音とは?
健康なお腹の音(腹音)とはどんな音なのか?異常(腸閉塞など)の腹音など
なかなか聞く機会のない音声を介護職員で聞いてみました。

高齢者の状態異常は客観的に伺い知ることが難しい場合がありますので、些細な外貌兆候などを見逃さない為の知識や見識を持つことが重要と考えています。法により介護職員は医療処置を行うことが制約されておりますが、医療機関やオンコールで対応する看護職員に正確な情報伝達を行うため、これらの研修を行いました。

一般的になされている研修は、インターネットで調べればすぐにわかるような内容のものが多い上、実際の現場で求められている内容と乖離している事が多いです。吉兆苑では、より実践形式の演習や研修を実施してゆきたいと思います。

吉長

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